整形外科一般
整形外科とは運動器(全身の骨、筋肉、神経、関節)の外傷・障害を受け持つ科のことを指します。
具体的には首、腕・手、腰、足、肩等の部位の痛み、腫れ、しびれ、外傷(※)、こわばり、だるさ、動かしづらさなどに対する診断・治療を行います。
※外傷とは打撲、骨折、切り傷、脱臼、捻挫などの外力による急激な変化のことです。
リハビリテーション(理学・作業・言語聴覚療法)

肩・首・腰・股関節・膝関節・足関節などの痛みに対して、徒手療法・物理療法・運動療法を用いて痛みの軽減を図ります。
骨折や人工関節置換術後などの整形外科疾患、脳卒中などの脳外科・神経内科疾患の方を対象に基本・応用動作能力の改善を目的に治療・練習を行っています。
具体的には関節の動きや筋力の改善、食事・トイレ・着替えなどの身の回り動作の練習、家事や復職などの活動に対して関わっています。
初動負荷トレーニング®もマシンが到着次第開始予定です。
詳細な評価のもと患者様一人一人に最適なリハビリテーションを提供しております。


初動負荷トレーニング

B.M.L.T.カムマシン紹介
- CLA・SHOULDER<CLAVICLE>4D-2000
- 甲骨・鎖骨を中心とした上肢の動きが弱く、良くされたい方に有効な装置です。
主に肩、上肢の運動ですが、座る位置、脚の位置。座面の角度を変え側部(腹部)、臀部などの活動を誘発することが可能です。

- HIP・LEGS<HIP JOINT>4D-2000
- 骨盤、股関節、脚の捻り動作を伴いながら、足の屈伸運動を行う装置です。
骨盤、股関節を中心とした脚全体の合理的な活動、動作を誘発し、座位のまま行える装置です。

- SCA・BACKS<SCAPULA>4D-2000
- 肩甲骨、鎖骨を中心とした上肢の動きを引き出す装置です。
歩行時の肩、腕のスイング動作のように、身体後方での捻りを伴う挙上動作を行うことができます。

- PEL・GLUTEUS<PELVIS>4D-2000
- 身体の横方向へ脚を伸ばす動作を行う装置です。
骨盤の動きを引き出し、立位姿勢、歩行バランスの維持に大きく貢献する大腿部の内側、外側の筋肉、神経系の機能向上、バランス調整を目的とした装置です。

物理療法のご紹介
- メドマー(波動型抹消循環促進装置)下肢用
- 【対象】血行不良や浮腫のある方
- 超音波治療器
- 【対象】筋の緊張が高い方、痛みのある方
- 低周波:モード 低周波治療 干渉低周波治療 微弱電流治療 高電圧治療 バースト(NMES)
- 【対象】痛みのある方・筋を動かしにくい方、血行不良のある方
- ホットパック
- 【対象】痛みのある方、筋の緊張が高い方、血行不良がある方

骨粗鬆症
当院では骨密度検査や採血にて診断を行い、必要な方には内服薬、または注射にて治療を提供します。
症状
痛みはありませんが転倒などにより骨折しやすくなるのが特徴です。
骨折しやすい部位→背骨(脊椎の圧迫骨折)、手首(橈骨遠位端骨折)、太ももの付け根(大腿部頚部骨折)
骨粗鬆症になりやすい方
閉経後の方、加齢、生活習慣病の方
骨折しやすい人
喫煙されている方、飲酒されている方、ステロイド薬使用中の方、運動不足の方、ご家族に骨折をしたことがある方など
リウマチ
当院では日本リウマチ学会リウマチ専門医である院長が診療を行っております。
早期に現れやすい症状
朝のこわばり、関節の痛み・腫れ、微熱、倦怠感、食欲不振など
交通事故
交通事故の患者様の診療も行なっております。受付時に確認を取らせていただきますので必ずお申し出ください。
スポーツ外傷・障害
スポーツ外傷とはスポーツ活動中、身体に急激に大きな力が加わっておこる不慮のケガのことです。
一方、スポーツ動作の繰り返しによって身体の特定部位(骨、筋肉、靱帯)が酷使されることによっておこる症状をスポーツ障害といいます。
院長により診察を行い、必要時は処置やリハビリを行います。
エコーを用いたハイドロリリース
ハイドロリリースとは
エコーで画像をみながら痛みなどの症状の原因となる部位(筋膜・神経の癒着)いわゆるトリガーポイントを見つけて生理食塩水+局所麻酔薬にて注射を行い痛みをとる手技のことです。
その他診療内容
関節に痛みが生じる方(リウマチ含む)
ヒアルロン酸注射にて関節部位へクッションの役割をつくり、関節の痛みを和らげます。
手足の痺れ、運動麻痺、筋力が低下している方
筋電図を使用し、筋肉や神経に異常がないか、筋肉が収縮する時や神経を電気で刺激するなどの筋肉や経の信号の伝わり方を検査し、神経や筋肉に疾患があるかを調べることができます。
足がだるい方には
ABI(足関節上腕血圧比)にて血管の年齢、動脈硬化の有無を検査することができます。
他にも。。。
- 心電図にて心臓に異常がないか検査することができます。
- 最新の機器にて採血の結果を当院にて迅速に出すことが可能となっております。
(検査項目によっては別事業へ依頼することもあります) - 骨粗鬆症については内服薬、または注射にて治療を行います。注射の場合自己注射を行っていただく場合があります。その場合は看護師にて自己注射についての説明・指導をさせていただきます。

装置紹介
X線撮影装置
当院ではFPD(フラット パネル ディテクタ)システムを採用しております。
このシステムは、従来のCR(コンピューター ラジオグラフィ)システムに比べ短時間撮影が可能となり、低線量かによる被曝線量の低減、高い安全性を確保しております。
また、画像診断ワークステーションの活用により高画像度、高品質画像撮影を実現しております。

骨密度測定装置
骨粗鬆症の診断に用いられます。
当院の骨密度装置はDEXA法(Duai Energy X-ray Absorptiometry)といって2種類の異なるエネルギーのX線を照射して骨の密度(骨の中のカルシウムや他のミネラルの量)を測定します。
このDEXA法はとても精度の高い検査とされています。
